空港に着いた途端、スマホにはアンテナピクトが立っているのに地図も検索も何も読み込まれない。しばらくして「ローミング協定がありません」というSMSが届く——中国到着直後に最も多い通信トラブルです。
原因は携帯キャリア側にあります。契約しているキャリアが中国の通信事業者とデータローミング協定を結んでいない、または自分の回線でデータローミングが無効になっていると、電波レベルでは接続できてもデータそのものが自国ネットワークでブロックされます。端末の不具合ではなく、回線の契約状態の問題です。
解決策は2つです。最も早いのは、空港のカウンターでChina Unicom(中国聯通)やChina Mobile(中国移動)のトラベラー向けeSIM・プリペイドSIMを購入する方法で、到着後すぐに中国国内のデータ回線が使えます。もう一つは、出発前に自キャリアの有料の1日ローミングトラベルパスを有効にしておく方法で、番号を変えたくない場合に向いています。

