深夜に格安ホテルにたどり着き、パスポートを差し出すと「外国人は受け付けられない」「当社のシステムは外国パスポートに対応していない」と突然のチェックイン拒否。予約は済んでいるのに、真夜中に荷物を抱えて街を彷徨うことになる——外国人旅行者の定番トラブルです。
原因は宿泊登録の制度にあります。外国パスポートで宿泊登録ができるのは、公安局(Public Security Bureau)の外国人宿泊許可を取得したホテルだけです。この許可を持たない宿は、システム上そもそも外国籍のゲストを登録できません。格安の旅館や短期賃貸タイプの民泊の多くは、この許可を取得していないのが実情です。
対策は予約段階で完結させます。Trip.comやBooking.comのフィルターで「外国人宿泊可」と明記された宿だけに絞り込むこと。さらに確実なのは、必要な許可を必ず保有している国際ブランドホテルや4つ星以上のホテルに予約を限定する方法です。深夜や早朝到着の日は、なおさら安全側に倒すべきです。現地に着いてから部屋を探すと、断られ続けて宿なしになるリスクがあります。

