Googleマップを開くと現在地の青い点だけが表示され、周辺の地図タイルが真っ白のまま読み込まれない。あるいはアプリ自体が永遠にロードを繰り返す——中国本土にいると、Wi-Fiでもモバイル回線でも同じ症状に見舞われます。
原因は明快で、Googleのサーバーそのものがグレート・ファイアウォールによって遮断されているからです。地図データも検索APIもすべてGoogleのサーバーから配信されるため、VPNなしでは中国本土からGoogleマップを一切利用できません。現在地の測位はGPS単体でできるため、青い点だけは表示されてしまうのがやっかいな点です。
解決策としては、AlipayのミニプログラムからAmap(高德)やBaiduマップを使うのが現実的です。どちらも英語インターフェースを備え、海外のSIMカードでもそのまま動作します。iPhoneユーザーはiOS 16以降であればAppleマップも中国本土で問題なく使えます。VPN接続中であれば、従来どおりGoogleマップに戻ることも可能です。

