12306の自動券売機で発車直前のチケットを取ろうとパスポートをスキャンすると、「書類を認識できません」と表示されるか、画面は進むのにチケットが一向に印刷されない。何度裏返しても結果は同じ——外国人旅行者が高速鉄道の駅で最もよく遭遇する壁です。
原因は券売機の読み取り方式にあります。駅の券売機は光学スキャナでパスポート下部のMRZ(機械読み取りゾーン)をOCRで読みます。写真面の汚れや擦れ、ラミネート加工、旧形式のパスポートはOCRに失敗しやすく、中には中国本土の身分証(身份证)しか受け付けない機械も存在します。パスポートが本物かどうかの問題ではなく、機械の読み取り精度の問題です。
解決策は2つです。確実なのは、パスポートと注文番号を持って有人切符カウンターに行く方法で、駅員が手動で照会して発券してくれます。もう一つは、12306モバイルアプリで予約していれば電子チケットのQRコードをそのままIDゲートに通す方法で、券売機自体をスキップできます。発車間際なら後者が最速です。

