「海外カード」の本人確認ステップで、パスポートの写真は鮮明で情報も正しいはずなのに、「情報が一致しません」と何度も弾かれる——これは海外カード認証で最も苛立つ部分です。写真の品質ではなく、氏名の照合が原因であることがほとんどです。
原因は、WeChat PayのKYC提携企業が氏名をパスポートの印字体と一字一句照合する仕組みにあります。ミドルネームや発音記号(é、üなど)も含めた完全一致が求められ、Appに入力した氏名と銀行カードの名義に一文字でも違いがあると、自動的に拒否されます。人の手による再確認はありません。
対策は三点です。第一に、氏名はパスポート下部のMRZ行(機械読み取りゾーン)の表記に沿って一字一句入力する——これがシステム照合の基準です。第二に、名義名がパスポートと完全に一致するカードを使い、表記に揺れがあるカードは別のものに替えます。第三に、ローミング回線ではなくWi-Fiで再提出する——ローミングではアップロードがタイムアウトし、照合が失敗することがあります。この三つを順に試せば、「情報が一致しません」の大半は解消します。

