中国に着くと、WhatsAppでメッセージが送れない・届かない状態になり、送信マークはチェック1つのまま止まり、音声・ビデオ通話も失敗します。これは電波が悪いわけでもアカウントの問題でもなく、サービス全体がネットワークレベルで遮断されている必然的な結果です。
原因は、グレートファイアウォール(金盾)がWhatsApp、Meta、X、Google、Telegram、Signalをはじめとする西側のインターネットサービスのほとんどをネットワークレベルでブロックしていることにあります。どの中国ISPもこれらのサービスへトラフィックをルーティングできないため、VPNなしでは回線を変えてもつながりません。
対策は必ず出発前に済ませることです。使える有料VPN(Astrill、LetsVPN、NordVPNなどが定番)をインストールしておきましょう。中国ではApp Store自体もブロックされるため、アプリは自宅のWi-Fi環境で事前にダウンロードし、ログインまで確認しておきます。無料VPNはほぼ機能せず、有料でも6–12か月ほどでブロックされるため、継続的にメンテナンスされているサービスを選び、できれば2本用意するのが安全です。

